台湾で南京虫の被害に遭う。事前対策と治療法

2010年夏、台湾台北の安宿で南京虫の被害に遭いました。
5回の訪台で、初めてのこと。

事前対策と治療法について、ブログに書きます。

経緯

台湾の宿で朝目が覚めたとき、足が数カ所とてもかゆかったのですが、
(蚊に刺されたのかな)
と思い、気にしませんでした。

しかし、

  • かゆさが強烈
  • かゆい部位が異常に赤い

ことから、これは蚊じゃないぞと不安になり、台北市内の薬局に行きました。

使用した薬

蚊ではないと判断し、薬局に行って店員に皮膚を見せました。

女性店員は、私の足を見て
(あ~、これね)
とすぐに症状を理解したようで、数種類の塗り薬を提示しながら、いろいろ説明してくれました。

結局、私が買ったのは店員おすすめの「タイガーバーム」と「緑油精」

これらを塗れば、ほんの少しだけ楽になりました。ただ、ハッカの臭いがきつすぎます。
また、私の場合は帰国後に使用した「ムヒ」の方が効果がありました。

回復までの流れ

全治1ヶ月でした。とても辛かったです。

  • かゆみが無くなるまで10日間
  • 皮膚の赤い斑点が取れるまでさらに5日間
  • その後黒いアザになり、それが目立たなくなるまでさらに10日間

薬:ムヒなどを朝晩皮膚にすり込む

関連記事:電撃殺虫ラケット、398円、購入。

南京虫とは

  • 英語:bed bug
  • 日本語:トコジラミともいう
  • カメムシ目の昆虫
  • 成虫の体長:約5mm
  • 寿命:3~5か月
  • 夜行性
  • 吸血する
  • 毎日1~5個産卵

被害に遭わないための対策

南京虫にかまれると本当に辛いので、事前対策をオススメします。

虫除けスプレー

  • ベッドと皮膚に使用 (就寝前に)
  • 効能効果を確認し、蚊だけでなく「南京虫」と書いているものを買いましょう。

例えば、この虫除けスプレー。
効能にはトコジラミ(ナンキンムシ)と明記されており、他の商品と比べても安いのでオススメ。

南京虫対策、虫除けスプレー

※虫除けスプレーは、飛行機搭乗のときは預け荷物で大丈夫です。

【共通】 制汗スプレー、虫除けスプレー(直接肌につけるタイプ)は、基本的に預け入れの荷物にいれていただければ、持ち込みが可能です。

出典:成田国際空港(公式サイト)

追記:2018年

マダニ・トコジラミ専用のサラテクトを見つけました。
こちらの方が良さそうです。

防虫剤(パラジクロロベンゼン)

  • 衣類やスーツケースに入れる
  • ベッドの上や下にも置く

私はこれを買いました「防虫+防カビ」なので使いやすいです。

その他

  • 部屋を明るくして寝る (アイマスク着用)
  • きれいなホテルに泊まる
  • 帰国時:持ち出さない、持ち込まない
  • 帰国後:衣類やバッグを洗濯、天日干し

この夏は、New Yorkでも南京虫被害が多いらしいですね。

私も二度と経験したくないので、次回台湾に行く時は虫除けスプレーと防虫剤で南京虫を近づけないようにします。

皆さんもお気をつけください。

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コメント comment

  1. お節介じいさん より:

    f40de187529de1e173ea97f4a26b0aa8
    私はタイのバンコクの安宿で、南京虫の被害にあったことがあります。最初は蚊に刺されたと思ったのですが、傷口を見て直ぐに南京虫と分かりました。
    ところで台湾の安宿に泊まると、ゴキブリに悩まされて、眠れないことがよくあります。私は大のゴキブリ嫌いなので、東南アジア旅行の時は、いつも「ゴキブリほいほい」をリュックサックに入れています。台湾のゴキブリは粒がでかくて、強そうですが、動きは日本のゴキブリほど敏捷ではないようです。ゴキブリにも国民性があるようです。

  2. yamato より:

    74be16979710d4c4e7c6647856088456
    カオサン・ロードでしたら、私も何度かお世話になりました。
    これまで被害に遭わなかったのですが、今回、大好きな台湾で被害に遭い驚きました。
    「ゴキブリほいほい」持参はおもしろいですね。初めて聞きました。
    ちなみに私もゴキブリが好きではないです。
    東北ではあまり見かけないので、視覚的にも慣れていないようです。

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