人物 (日台の架け橋) シリーズ
司馬遼太郎とは
1923年8月7日―1996年2月12日
大阪府大阪市生まれ
産経新聞社在職中に『梟の城』で直木賞を受賞
10年ほど前、『竜馬がゆく』がきっかけで司馬遼太郎に夢中になり、歴史小説はほとんど読んだと思います。
そして、『台湾紀行』を読んだのは、中国語を勉強し、台湾にも興味を抱き始めてからです。
すばらしい本でした。
台湾を理解するうえで欠かせない本といえます。日本人が読んでも台湾人が読んでも勉強になると思います。
台湾紀行
『台湾紀行』は司馬遼太郎『街道をゆく』シリーズの第40巻。
『週刊朝日』1993年7月2日号~1994年3月25日号に連載
晩年の司馬遼太郎が親台湾であったことはあまり知られていないように思います。
以下、蔡焜燦 (2001)『台湾人と日本精神―日本人よ胸を張りなさい―』より引用します。
司馬遼太郎のコメント → 日中文化交流協会の代表理事を辞任する事態に発展。
- 「中国のえらい人は、台湾とは何ぞやということを根源的に世界史的に考えたこともないでしょう」(p.25)
- 「台湾が好きだから・・・・・・」(p.26)
『街道をゆく』シリーズでは『台湾紀行』ではじめて政治のことに触れている。その理由を尋ねられて答えた言葉です。 - 司馬遼太郎が蔡焜燦に話した言葉:
「小生は七十になって、自分は『街道をゆく』の『台湾紀行』を書くために生まれてきたのかな、と思ったりしています」(p.39)
台湾が大好きだった司馬さん。
勝手ながら、司馬さんの遺志を継いでいきたいと思っています。
コメント comment
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私も司馬遼太郎さんの「台湾紀行」を読んでとても感動しました。それにも増して「台湾人と日本精神」を読んだ時、電車の中にも関わらず涙がこぼれたのを覚えています。こんなに大きな暖かい強い思いやりと励ましをそれまで知りませんでした。日本人であることの誇りと今の自分ののほほんと生きている姿を恥ずかしく思いました。台湾が好きだから、本当にただ台湾が好きだから、これしか言えないのです。司馬さんの遺志を継いで日本と台湾をより強い絆と愛情で結んでいってください!!!応援しています。
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>電車の中にも関わらず涙がこぼれたのを覚えています。
→わかります。グッとくるものがありますよね。
より多くの日本人に読んでもらいたいです。
>司馬さんの遺志を継いで日本と台湾をより強い絆と愛情で結んでいってください!!!応援しています。
→ありがとうございます^^
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司馬さんの街道を行く、台湾紀行はわたしも繰り返し読んだ本です、蔡焜燦さんは、老台北として
登場しておられます。司馬さんも鬼籍にはいられて20年ほどになりましたが、生きておられたら
今の日中、日台の関係をどのように評されるでしょうか。
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あれから20年が立ったんですね。
新聞のトップ記事に顔写真と共に「司馬遼太郎、逝く」という大きな見出しがあったのを覚えています。
『台湾紀行』と『台湾人と日本精神』は本当によい本ですので、今後も知人友人に紹介していきたいと思います。
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私も読みたいですね。
台湾でも買えますか?
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才在高興博客來有中文譯本(’95)
下一秒就發現它已経絕版無庫存了
只好….等待有縁再読…
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mego桑?好。
>已経絕版無庫存了?? 很可惜~
我本來以為沒有出版中文譯本?。
但是有譯本的話,我也想得到。
下次我會去二手店找找看。
找到了就告訴??^^