パンダ：レンタル料8,000万円。日中友好？

パンダ外交
家永 真幸

2011年2月21日、
今日はパンダのニュースが多かったです。
中国からパンダが上野動物園に来るそうです。
そもそも、パンダの一件は
2009年、
胡錦濤主席が福田首相に持ちかけた話だったと思います。

しかし、パンダの受け入れについて、
・世論
・都議会
・石原都知事
・国会議員
が反対するという状況で見送られていたはずです。
当時は、
毒餃子事件、チベット弾圧などが原因で対中感情がいま以上に悪く、「パンダ外交」に対する日本国民の批判も強かったと記憶しています。
それが一転、
今日のニュースでは完璧な歓迎ムードでした。
中国に支払うレンタル料年間8,000万円のことには触れず、「日中友好、いいんじゃないですか」などというコメントがなされています。
私個人的には、パンダが来ても来なくてもどちらでもいいです。
ただ、ニュースを見て、
二年前にあれほど頑なに拒んでいた人たちはどこに行ってしまったんだろう、と不思議に思っただけです。あえて、歓迎ムードだけを放送しているのかなとも感じました。
テレビで見た限りではすごい人気なので
そのとおり人が集まればかなりの経済効果が期待できます。
その規模は、8,000万円も余裕で超えるかもしれません。
ふと思ったんですが、
台湾も中国にレンタル料を支払っているんでしょうか？
団団(トゥアントゥアン)と圓圓(ユエンユエン)という名前でしたね。
圓圓は発情期のピークを迎えているとのことです。