3/25 (金) 被災後の大学事情 in仙台

被災15日目。
天気:晴れのち雨
気温:とても寒い
2011年3月25日
本来なら、今日は
大学の卒業式、学位授与式があり、
その後、
研究室での送別会も予定されていました。
しかし、すべて中止となりました。
卒業生が気の毒です。
袴を着ようと楽しみにしていた留学生も大勢いました。
ただ、事情が事情なだけに
皆、中止は「当然」と思っているようです。


私としては、
修了生にお祝いの言葉をかけたり、
お別れの挨拶をすることができなかったことが残念です。
メールはできます。
でも、
帰国した留学生にはもう直接会える機会もないかもしれません。
モヤモヤした感じです。
台湾人留学生には会えると思います。
今後私が何度も台湾に行きますので。
数年後、
復興した仙台に集まり
「平成22年度送別会」を開きたいところです。
また、大学側は
4月下旬までの休校を公表しており、
校舎内へ入ることを禁止しています。
図書館も休館です。
4月下旬は
研究室内の片付けと掃除からのスタートとなるでしょう。
書籍やデータ、パソコンなどが床に散乱しているはずです。
みんなで力を合わせれば、すぐに復旧できます。
最後に、
台湾の子供たちからの応援ビデオです。

中国語で“日本加油”Riben jiayou
日本語で「日本がんばって」
と言っています。
元気が出ますね。
■避難者:
・約20万人が避難生活
・県外の施設が避難者の受け入れを申し出。
・ホームステイも検討。
■物資:
・燃料、いまだ不足。
・必要な物資と救援物資のミスマッチも。
■原発:
・昨日、復旧作業中の作業員3人が被爆。
・関東の水汚染。ミネラルウォーター不足。

死者:1万35人
行方不明者:1万7443人

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