阿里山、ずっとずっと行きたいと思っていた。
2013年夏、念願かなってやっと行くことができました。
阿里山とは
ちなみに、阿里山と日本とは歴史的に深いつながりがあります。
最高峰は大塔山の2663m。面積は約32700ヘクタールで、その内1400ヘクタールが「阿里山国家森林遊楽区」に指定されており、日の出・夕霞・雲海・鉄道・神木の「五大奇観」が有名である。また、3・4月には桜が満開となり「桜の名所」としても名高い。
戦前の日本統治下、1934年に隣接する玉山とともに、新高阿里山国立公園として日本の国立公園に指定されていた。
阿里山の森林が初めて日本人に発見されたのは1900年のことで、1904年から林学博士である琴山河合(河合鈰太郎)により調査が始められた。
植物は、熱帯・暖帯・温帯の植物が見られる。1800m以上になると樹齢1000年を超えるタイワンヒノキ(中国語: 紅檜)が多く自生しており、靖国神社の神門や橿原神宮の神門と外拝殿、東大寺大仏殿の垂木など、日本の多くの神社仏閣に阿里山のタイワンヒノキが使われている。さらに明治神宮の一代目大鳥居にも使われていたが、1966年7月22日の落雷で破損し、現在大宮氷川神社の二の鳥居として移築された。
嘉義駅からバスで行く
まずは、台鉄の嘉義駅にある観光案内所で、阿里山までの行き方を訊いた。
阿里山鉄道に乗りたかったけど開通していないらしいので、バスで行くことになった。
さらに、宿について質問してみた。
「宿を予約していないんだけど」
と言うと
「ここでも予約できますが、今日は混んでないから現地で予約もできますよ」
とのこと。
現地で部屋を見てから決めることにした。
このように私の旅行はいつも行き当たりばったりです。
特に台湾旅行のときは、現地に案内所がたくさんあり情報収集が可能なので何も準備せずに行っちゃいます。
力行山荘
阿里山に着くとちょっと肌寒かった。短パンしかない。
バスを降り、さっそく安宿を探そうとしていたら、客引きのおばちゃんに声をかけられました。
ホテルに案内してもらいましたが、部屋全体がジメジメしていて何か出そうな気味悪い雰囲気だったので丁重にお断りしました。
その後、一人で探しましたが、結局、バスターミナルの近くにあった力行山荘という旅館に決定。
ドミトリールームもあるのですが、私が泊まったのはシングルルーム。
値段交渉して安くしてもらいました。
家族経営っぽかったです。
近くに7-11があるので、そこで買ったものを小さなロビーのソファに座ってで食べたりしてました。
スタッフも一緒にソファに座ってテレビとか見てますが、お互い気を遣うでもなく、ゆったりできます。
犬が自由に出入りしていますが、大人しいです。
阿里山の雰囲気
墾丁はカップルだらけで一人旅は場違いな感じがしましたが、阿里山は個人旅行者も多く、他には友人同士か家族連れなのでとてもいいです。
空気が澄んでいるし静かだし、散歩しながら写真を撮って、阿里山すぐに気に入りました。
ブラブラしてたら、木造のかっこいい駅に着いた。
夕日
阿里山といえば日の出が有名ですが、夕日もとてもきれいでした。
観光客のみなさん、夕日に釘付けです
7-11で翌日の朝ごはんを買って民宿に帰った。
明日は日の出を見るために早起きしなくてはいけない。
阿里山駅の時刻表
阿里山から朝日を見るためには、電車に乗って移動しなくてはいけません。
明日の日の出予定時刻は午前5時24分
列車の始発は午前4時20分
これを知った時、(見なくてもいいかな)と一瞬弱気になったのですが、
(ここまで来たんだから)
と思いなおし、目覚ましをセットしたのでした。
列車の時刻表と運賃