台湾客家とは。新竹の友人に教えてもらう

台湾の新竹を旅行したときに、台湾人の友人に案内してもらいました。
その友人に「私は客家出身です」と言われたのですが、台湾客家のことをよく知りませんでした。
新竹は客家と繋がりの強い地域らしく、いろいろ教えてもらいながら観光しました。

高速鉄道(新幹線)の新竹駅

台湾新幹線の新竹駅 IMG_9316 IMG_9317 IMG_9319 IMG_9320 IMG_9321 IMG_9322

新竹の客家

新竹には新竹県と新竹市が別々にあるみたいで、県のほうが田舎です。
日本だったら県の中に市があるので、最初は混乱しました。
そして、新竹県には客家の集落が多いらしく、友人の実家もそちらにあるそうです。

客家以外の台湾人と何が違うの?

客家族は遅い時期に大陸から台湾に入ってきたらしく、肩身が狭い思いをしたり、多民族との争いがあったんでしょうね。そのために、我慢強いとか、客家の中での結束が強くなったり、人付き合いを大切にしたりということになったようです。

客家のつながり、家族のつながり、人とのつながりをとても重要視するという感じでしょうか。

少子化が日本以上に深刻な台湾ですが、私の友人を見ていても、客家人は結婚して子どもを生む傾向にあると思います。

個ではなく、一族という大きな単位で物事を考えるのでしょうね。
その考え方は大きな富につながる傾向があるので、客家出身の富豪が多いのも納得できます。

客家語

台湾で多く使われている言語は「国語」と呼ばれる中国語で、これは大陸だと「普通語」と言われるものです。
その他に台湾語があります。台湾南部の人は日常的に使っていますね。

客家語は、それらと違う言語なのだそうです。
また、客家語の中でも数種類あるらしく、台湾人がいろんな言語を操るのをみると、いつも感心させられます。

ただ、客家語を使う人口がどんどん減ってきているらしく、最近の若い客家人は流暢に話せない人が多いらしいです。
聞き取れるけど話せないという人も多いみたいで、台湾語の現状と似ています。

以上は、客家の台湾人と交流して得た情報と、私の個人的な感想です。
民族研究者など、また違った見解があるかもしれませんね。

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